鷹の就活日記

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外銀IBD(投資銀行部門)対策 本選考面接編

こんにちは、就活の鷹です。

今回の記事は外銀IBD投資銀行部門)の面接についてです。しっかりエントリーシートを仕上げても、面接でミスをしてお祈りされてしまったら勿体ないですよね。

外資IBDの面接では、いかに事前に入念に準備をしたか否かで合否が決まるといっても過言ではないです。

今回も外銀内定者だからこそ語れる内容満載になっております。ぜひ、ブックーマークして各面接ごとに読み返してみてください!

 

 

面接形式

まずは、一般的な面接の形式について紹介します。

・倍率:2~5倍

・形式:集団面接(学生3~6人程度)

・時間:30分×1~3回

・質問数:1回の面接につき5問程度+(逆質問)

グループディスカッションがなされる場合もある。また近年、ビデオ面接を実施する企業も増加

ポイントとしては、多くの場合集団面接形式なので、自分がアピールできる時間は限られているということです。端的に無駄のないアピールを心がけましょう。

面接全体を通して、何を気をつけるべきなのか?

まず、大前提として、外銀IBDに好まれる人物像、社風にあった人物像を考えた上で、そこから逆算してふるまいを戦略的に変える必要があります。勿論、個々別の質問にしっかり答えることは非常に重要ですが、面接全体の戦略を意識せずに面接に臨むと、面接内でキャラや主張がぶれて評価を下げてしまう可能性があります。

一般的に、外銀IBDで評価される要素としては、タフ、成熟している、注意力が高い、好奇心旺盛、頭の回転が早いなどが挙げられます。これらの中で、自分がアピールしやすい要素を考え、戦略的に振舞うとよいと思います。

社風に関しては、内定者や社員を通しての情報収集が一番です。(ただ、ジョブ前面接では、社風マッチに関してはほとんど見られないので、外銀IBDに好まれる人物像の方を意識しておくとよいと思います。)

 その他気をつけるべきポイントを3つほど列挙しておきます。

  • 回答は1問1分程度を心がける
  • 面接官の質問に対し、1回の回答で十分に伝わる話し方を意識する(集団面接では時間の関係から、深堀されないことが多いため)
  • 入室前のノックなど、ビジネスマナーはしっかりと守る

どれも当たり前のことですが、意外とできていない人は多いです。つまらないことで減点されることのないよう、しっかりと意識しましょう。

面接で頻出の質問 

では、ここからは具体的な質問に言及していきます。

冒頭にもお伝えしましたが、外銀IBDの面接には定番質問というものが存在し、その定番質問にしっかり答えられれば、かなりの確率でジョブに参加することができます。

そのため、外銀IBDの面接は対策ゲーといってしまっても過言ではなく、面接部屋に入る前にほとんど勝負は決まってしまっているといえます。今から、定番質問とそのポイントをお伝えしますので、外銀の面接だからといって、臆することなくしっかりと準備してジョブ参加を勝ち取りましょう。 

頻出の質問としては

  • 自己紹介
  • 志望理由
  • 学生時代に頑張ったこと、自己PR、自分の強み
  • M&Aや資金調達など、投資銀行が関連するニュースで最近気になるニュース

の4つが挙げられます。一つ一つ見ていきましょう。

自己紹介

まずは、質問ではないですが、自己紹介についてです。

自己紹介を漫然と行う人が多いですが、実は自己紹介はその後の面接を円滑に進めるチャンスと言えます。

勿論、良い第一印象を与えるということは大前提ですが、今後聞かれるであろう質問に対する回答の頭出しをしておくことをお勧めします。

面接の回答は1問1分程度で、と先ほど述べましたが、学生時代に頑張ったことは何?のような質問に対しては、自分がどのような団体に所属していて、何を担当していた、など状況説明が必要なため、どうしても長くなってしまいがちです。

その対策として、例えば、自己紹介の段階で学生時代に頑張ったことの内容の状況説明だけすませておくと、実際に質問された際に、「先ほど、自己紹介で説明させていただいたように、私は○○ということをやっていたのですが」と言うだけでよく、時間の短縮になり、より重要な内容の説明に時間を割くことができます。

ただ一つだけ気をつけてほしいことがあります。自己紹介の順番が最後で、自分以外が大学名と名前だけしか言わない自己紹介をした場合、自分だけ学生時代に何をやっていたか、などを話し始めると、若干空気の読めない奴認定をされる可能性があるので、そこは雰囲気を見ながら判断するといいと思います。 

志望理由

志望理由は基本的にESで書いているはずなので、その内容を膨らましながら話すというのが基本になると思います。

以前のES対策記事でもご紹介しましたが、志望理由の基本としては

外銀IBDの志望動機で問われているのは、「何故他の業種ではなく、投資銀行IBDで働かなくてはいけないのかに対する明確な答え」であり、それを伝えるためには、

  1. IBDの仕事内容の理解
  2. その仕事をやりたいという理由
  3. その理由を支えるきっかけや原体験

の3点が必要である。

が基本となります。

ただ、ESが通過している以上、この3点に関してはしっかりクリアできているはずです。基本的に面接では、ESの通りに説明して、3.その理由を支えるきっかけや原体験、の部分を詳しく説明してあげれば問題ないはずです。

ただし、先ほど集団面接であまり深堀されることは少ないと言いましたが、志望理由に関しては、社員さんが非常に重視しているうえに、事前にESを提出しているため、比較的追加で厳しい質問がなされることが多いと言えます。

面接にのぞむ前に、自分のESをもう一度見返し、どこが自分のロジックの中で弱い部分になっているのかは、事前に確認して準備しておくと良いでしょう。

学生時代に頑張ったこと、自己PR、自分の強み

この質問に関しても、ES編の復習になりますが、IBDで通用する強みを説得力のある形で伝えることができるか、が問われています。ESでは「書く」だったのが、面接では「言う」になる点が違うだけで本質的には同じです。説得力ある伝え方というのが、どのような伝え方であったか忘れてしまった方は、こちらの過去記事をもう一度読んでみてください。 

www.shukatsunotaka.com

 もしも特段指定がなく上記の質問をされた場合、ESの内容を少し深堀して伝えれば十分だとは思います。ただ、面接官によっては、「君のESはちゃんと読んだから、ESに書いた経験以外でお願いね」という注文をつけてくる場合があります。(筆者は夏冬合わせて3回ほどそのような経験をしました。)

そのためこの質問に対しては、ESで書いた内容以外の物も用意しておくと良いでしょう。

M&Aや資金調達など、投資銀行が関連するニュースで最近気になるニュース

一番事前準備ができ、尚且つ学生間での差がつきやすいのがこの質問になります。IBDの仕事内容に本当に興味を持っているのか、簡潔に説明する能力があるのか、多面的な視野を持っているかなど、様々なポイントを測る質問だと言えます。

押さえておくべきポイントとしては

  1. その案件に興味を持つに至った理由に説得力を持たせる(個人の経験を踏まえ)
  2. 案件概要についての理解(会社名、買収金額、案件スキームなど)
  3. 多面的に分析する(市場環境、競合比較、買収企業の事業計画やM&A戦略、買収会社の過去のM&Aとの関連など)
  4. 財務的な観点を忘れずに、ただしドヤ顔しない

以上4点だと、就活の鷹は考えています。

多くの人は1のポイントを見落としがちです。特に大学で専攻している訳でもない学生がM&Aに急に興味を持つというのは、本来いささか不自然なことであり、なぜ興味を持つに至ったのかというストーリーは十分に練る必要があると思われます。(また、綺麗なストーリーを作る能力というのは、IBDでの勤務において必須能力です。)

比較的よく聞かれがちな質問

以上の質問をクリアできれば大きな問題ないと思います。が、咄嗟の対応力を問いたい、などの理由により、定番以外の質問が聞かれることもあり得ます。

以下の質問は超頻出とまでは言えませんが、比較的よく聞かれることが多いといえる質問です。

質問の意図やコツと合わせて紹介するので、解答を準備しておけると、あわてずに対応ができて良い評価を得られるでしょう

挫折経験 

IBDという激務of激務、かつ、1年目から高度な業務内容を任せられ強い責任感が要求される環境に心折れることがないのかを確かめる質問だと言えます。

挫折経験の内容だけでなく、どのように挫折から立ち直ったのかということを社員は気にしているので、合わせて答えるようにしましょう。

たまに、「私は挫折したことがないので」などと答える方がいますが、どのような辛い経験をしてそこから立ち直ったかを聞きたい社員の意図を全く読んでいない発言と言えるので絶対にやめておきましょう。

体力ある、激務だけど大丈夫?

間髪入れずに、にっこりと「大丈夫です。学生の時に、〇〇という経験があり、その際徹夜を繰り返していましたが、全然大丈夫でした。体力的にきつくなっても精神力で乗り切れると思います」など、まったく激務であることを気にしていないように答えるとよいでしょう。

大体面接官は、満足そうに頷きながら、「最近働き方改革してて、(以下略)」と返してくると思います。言ってしまえばただの茶番、サービス質問です。笑

将来のキャリアをどう考えているのか

この質問は1年で辞めるつもり、などめちゃくちゃ失礼なことを言わない限り、基本的に本音で答えてしまっていいと思います。

ただし、採用側としては長く続けてくれる人が欲しいはずなので、「長いこと御社でやっていきたい旨とその理由、第2の人生として○○というキャリアを選択したい」というような回答がよいかと思います。(別に、入社後、MDまでこの会社でやるって言ったのに、3年で辞めるのかよ、とか詰められることもありませんしね。)

その他

就活の鷹が上記の他に聞かれた質問としては下記のような物があります。ぜひ参考にしてみてください。

  • 自分の致命的な弱み
  • 計数系の質問(2の20乗、7の7乗、ここ25階だけど、1階から階段作るとしたら何段必要?)

  • PER,PBR,EPS,ROEなどの指標の定義の確認

  • 日経平均今後どう推移すると思う

  • 投資銀行に関係のないニュースで興味を持っている物教えて

英語面接

英語面接、嫌な響きですね笑。英語が得意でない自分としては、毎回英語面接がないことを祈りながら面接に臨んでいました。

ただ正直、英語を喋ろうとしていれば、全然流暢に高度な英語喋れていなくても問題ないです。英語面接が原因で落とされるということは基本的にありえないです。

(ただし、留学経験ありの場合、英語ができる枠としての採用想定なのでその場合は勿論英語力も見られると思います。)

もしも、英語に自信がないなら自己紹介、志望動機、学生時代に頑張った経験、自分の強み、くらいは聞かれることが多いので事前に準備しておいてもいいと思います。

ただ、「ディナーに世界中の誰でも呼ぶことができるとしたら、誰を呼ぶ?」のような対策不可能な質問をされることもあるので、その際は背伸びをすることなく、自分にとって無理のない英語力で対応しましょう。

グループディスカッション

ゴールドマンサックス・モルガンスタンレーJPモルガンなどの選考ではグループ面接と同時にグループディスカッションが行われます。

 就活の鷹が考えるに、評価ポイントとしては、大きく3点あると考えております。

  • コミニケーション能力(ジョブに呼んでクラッシャーになったりしないか、角が立たないように人の意見を否定できるかは非常に重視される)
  • 地頭(議論のテーマを理解し、適切な論点設計、議論ができるか)
  • リーダーシップ(外銀は積極性を評価しがちなので、ファシリのポジションを取りに行く方が良い)

お題としては、「SNSを用いた新しい金融サービスの発案」「コーポレートファイナンスに関する記事を渡されてどう思うか議論」「よいチームとは何か」など、多岐にわたりますが、上記のポイントをしっかり押さえれば、問題は無いはずです。

最後に

以上今回の記事では、外銀のジョブ前面接についてポイント盛りだくさんでお送りしました。しっかりと事前に対策したうえで、面接を突破し、ジョブに進んでください!

次回の記事では、外銀のジョブについて解説するのでそちらも是非ご覧下さい!